頭が痛いこと

日本は暑かったり寒かったりのようですが、ここフィリピンは只今夏真っ盛り。
毎日暑い日が続いています。


最近、悟空妻が頭を悩ませているのは猫と運転手のこと
どういうことかというと・・・

まずは猫から。
以前にもブログで紹介したPEKO(ペコ)ですが(http://d.hatena.ne.jp/cowple/20121020/1350728535)、飼いはじめてから5か月以上経つのにまだ拾ってきたときと比べて2倍ちょっとくらいの大きさにしかなっておらず、ネズミ取り要員として使えるようになるのは一体いつのことやら・・・全然投資分が回収できていません。

しかも飼っているうちにお釈迦夫がすっかり情を移してしまい、夜一緒に寝たりしだす始末。甘やかすものだからゴキブリすらも取り逃がし、この5か月間で仕留めたのはミミズみたいなヘビ?2匹だけ。 このままでは落ちこぼれ街道まっしぐら・・・一体どうしたものやら><



次に運転手。(←どちらかといえばこっちがメイン)
今までずっと配達スタッフがなかなか長く続かなかったため(みんな短期間でやめてしまった)、配達は悟空妻と運転手でやっていたのですが、最近ようやく長く続けてくれそうなスタッフが現れ、だいぶ配達を彼女と運転手に任せられるようになってきました。

今まで悟空妻と運転手で配達に行っているときは配達のほかに商談などのミーティングがあることも多く、当然残業になることもしばしばでした。で、その分は当然悟空妻も払っていました。(さぼっていないのもわかっているので)


しかし、配達をスタッフと運転手の2人だけで行かせた場合、商談などのミーティングなどあるわけもなく、また配達だけだったら8時間以内で終わるはずなので「2人とも給料は固定にする。車が故障したなどのよっぽどの事情がない限り、残業代はつけない。」ということにしたのです。


このような方式にしたのには事情があって、この運転手は仕事は割と責任持ってやってくれるのですが(と言っても、いきなり休んだりとかしないというレベル)、以前雇っていた女性配達スタッフと配達帰りにお酒を飲んで帰ってきたり、配達とは全然関係ない場所に遊びに行ったりしていて、そのときの言い訳が全て「交通渋滞」だったわけです。この事実を悟空妻はだいぶ後になってから別のスタッフから聞かされたのですが、運転手がいなくなるのも困るし、タイミング的に今更言うのもという部分もあったのでお咎めなしで済ませてきました。(その女性スタッフもとっくに辞めていたし) 


つまり悟空妻が一緒に行っていなければ、運転手と配達スタッフで口裏さえ合わせればいくらでも「交通渋滞」でさぼれるし、残業代も稼げるわけですよね。
こんなの御免ですし、それなら最初から給料を固定にしておけばさっさと帰ってくるだろうということでこのようなやり方にしたのです。


で、配達スタッフは納得してくれ、運転手も最初のうちは黙ってやっていたのですが、これじゃ稼げないと思ったのでしょう。 最近になってものすごいゴネ始めたのです。

運転手 「自分が車を洗ったり、製品を積み込んだりしている時間はカウントされないんですか?」

悟空妻 「いや、カウントするとかしないとかじゃなくて、それも全部含めてこのお給料だから」

運転手 「自分の仕事時間は何時から何時までですか?」

悟空妻 「私は出発時間を指定するから、その時間にここを出発してくれれば何時に始めてもいいよ。で、指定された配達スケジュールをこなして帰ってきてくれればお給料払うから」

運転手 「始めた時間から帰ってくるまでの時間が8時間を超えた場合は?」

悟空妻 「だから残業代はよっぽど何か事情がない限りつけないって言ってるでしょ? 大体8時間で終わるはずなんだし、8時間いかないで帰ってきたりもしてるじゃない。それでも私は決められた金額払っているでしょ?」

運転手 「(こっちの人間は大体そうなのですが、8時間いかないで帰ってきている場合については一切触れずに)でも交通事情だっていつでも同じってわけじゃないですし、混んでれば8時間超えることだってありますよ。」

悟空妻 「そういうときでもお給料は同じだよ。交通渋滞っていう理由だけでは残業代はつけられない。」

運転手 「マム、それはひどいです」


悟空妻 「(言わないつもりでいましたが、上記のようなやり取りも2回目だったので、さすがにイラッときて)私がこういうふうにしたのはあなたのせいだよ。聞いたけど、前に雇っていたスタッフとお酒飲んで帰ってきたり、別の場所に遊びに行ったりしてたんでしょ? この話事実でしょ? で、そのときの言い訳も交通渋滞だったじゃない。」

運転手 「(「この話事実でしょ?」の問いかけに黙って頷く。)でもたった2回だけじゃないですか。」

悟空妻 「2回もあれば充分よ!!!」


日本人だったら普通ここまで言われれば黙って引き下がりそうなものですが、粘る粘る。
しかも「たった2回だけじゃないですか」って、アンタ、バレてるのが2回だけっていう話で他にもあるでしょうが。


運転手 「これからは決してしないと誓っても?」 (←もはや苦笑を通り越して失笑もののセリフ)

悟空妻 「信じられないから無理。


もはや従業員との信頼関係もへったくれもありません(笑)
「誰が信じるか、そんな言葉」状態。


悟空妻 「とにかく交通渋滞っていう理由だけでは残業代はつけられないから。その理由は今言った通り、あなたの以前の行いだからね。理解するように。」

運転手 「オーケー、マム。わかりましたよ。(超渋々という感じ。完全に拗ねている状態)」


日本だったらこんな運転手よく雇っているものだと思われそうですが、こっちではまだましなほうであることも事実。また、運転手が変わるというのも何かと大変なものです。


でもこれ以上ゴネられたら・・・お釈迦夫は「あれよりひどいのもいっぱいいると思えば我慢もできる」と言いますが、短気な悟空妻、「そんなに文句があるなら辞めろ」とか言ってしまいそうです。。