ジャイアンの異変

ついに牛を飼いはじめてから、一年が経ちました!!
何だか矢のように過ぎ去った一年だったような気がします。


さていきなりですが、うちのモ〜娘達はほぼ全員ドラえもんにでてくるキャラクターの名前がついています。
もちろんみんなまぎれもない女のコなのですが、一頭一頭それぞれの性格に合わせて付けたので「スネ夫」とか「のび太」とかもいます。でも肝心の「ドラえもん」はまだいません(爆)


主人公不在でも物語は進みます。
いや、もしかしたら「ドラえもん」は私達夫婦なのかもしれません(笑)



そんな話はどうでもいいとして・・・
先日搾乳機が壊れたことによって一日だけ搾乳時間が大幅にずれてしまったのですが、それをきっかけに「ジャイアン」と名付けられたモ〜娘が体調を崩してしまいました(泣)


ジャイアン」はモ〜娘一期生なのですが、うちの牧場に来た時から他のモ〜娘達より体も大きく、そのせいか横暴な振る舞いが目立ち、お釈迦夫も随分と手を焼いていました。

例えば餌場のスペースは十分あるにも関わらず、自分が餌を食べているときに他のモ〜娘が餌を食べようとすると頭突きを食らわし、餌場を独占―まさに「お前のものはオレのもの、オレのものはオレのもの」状態で餌を一人占め!

そして餌を食べ終わった後は、いつも扇風機が一番良くあたる特等席にどっかりと寝そべって休んでいます。


そんなジャイアンに少しだけ?自分に通ずる何かを見出した悟空妻は、その横暴な振る舞いも目を細めて見つめ続けてきました。



しかし、搾乳時間が大幅にくるってしまったあの日の翌朝からジャイアンは餌をほとんど食べなくなってしまったのです。 他のモ〜娘達は全く普通通りなのに・・・。

いつもは他のモ〜娘を押しのけて真っ先に餌に飛びついているジャイアンが、寄り付こうともしません。餌を食べていないので、当然お乳も全然出なくなってしまいました(涙涙)



そう、ジャイアンは自分に降りかかってくる何かに対しては人一倍(牛一倍?)敏感で、繊細な神経の持ち主だったのです。


ますますジャイアンの中に自分を見た悟空妻。もう気が気ではありませんでした。 配達に行っている間も、ジャイアンのことが頭から離れません。今頃どうしているかしら?少しは餌を食べ始めたかな?等々・・・


随分心配させられましたが、あれから約10日経ち、ジャイアンの体調もだいぶ元通りになってきました☆ また以前のような横暴ぶりを発揮し始め、悟空妻もほっと胸を撫で下ろしています。


落ち着いたところで、少しだけ面白エピソードを・・・♪

ジャイアンが体調を崩していたとき、搾乳から帰ってきたお釈迦夫にジャイアンの様子を聞いたときのことです。

悟空妻 「ジャイアンの調子はどう?」

お釈迦夫 「うん、顔色は昨日よりだいぶ良いかな」

悟空妻 「顔色って・・・真っ黒じゃん(苦笑)」

お釈迦夫 「(少しだけムキになりながら)真っ黒でもわかるんだよ!」



噂のジャイアン↓↓ 元気になって良かった!!



日本語は間違っている気がするけど、お釈迦夫が言いたかったことはよ〜〜くわかった悟空妻なのでした^^